過去÷現在+未来=自分
最近というと、懐かしい人達に会う事が多い。
懐かしいと言っても何十年振りのお久しぶりと言うより、
「あら、元気だった?」
そんな感じ。
「変わらないね。」
そんな話をするよりかは、
「何がきっかけで変わったの?」
ここ2、3年はそう聞かれる事が多くなった。
見た目とか性格、好みとかの話しではなく、自分の考えを言った後に言われた。
“何が”ということを聞かれるといつもピシッと答えられない。
今迄の事をつらつら述べても結局のところ
「で、何?」
と思う事が自分でもしばしば思うばかり。
成長してると自覚していないことが問題なのか、無意識で生活しているのが問題なのか。
そもそも、興味ないのか。
自分の事ほど見ているようで見ていない事が多くて、こうやって自分の成長を気づかされる事は有難い事だと感動し、帰り道では感謝と余韻に浸るのは嫌いじゃない。
久しぶりだからこそ、見えてくる事が沢山ある。
少し距離を置いて、客観的に見れるようになれば成長した部分と足りない部分が見えて、そこから足りない部分を補正してはまた見返す。
その繰り返し。
写真と一緒。
撮ったら、自分あるいは人に見てもらって気づきがあり、撮り直し編集作業にはいる。
1回で出来るとは限らなくて、何度もその作業をするからこそ、作品の意味も深みも増してくる。
自分の人生がお気に入りの写真集1冊出来るならば、それはそれは本望。
写真:iPhone